2006年12月3日 田奈杯閉会式 at荏田西グラウンド

  【決勝戦は、青葉スターズが藤が丘ファイヤーズを特別延長の末に6−5で振り切る】


 今日は、Aチーム(6年生)は決勝戦を見学しました。
特に感心したのが藤が丘ファイヤーズさんのバッテリー。
スピードはそこそこながら両コーナー低めにていねいに投げる投手と
そのボールを乾いた良い音を立てながら受ける捕手。
青葉スターズさんのエースのできも素晴らしく、試合は1−1のまま特別延長に…

 しかし、ていねいさが仇になったのか、
1アウト満塁から始まる特別延長で連続押し出し四球。
動揺しているところに2ランスクイズを仕掛けられ、
その一連のプレイで悪送球のおまけがついて5失点したのは、
藤が丘ファイヤーズさんにとっては不運でした。
いかんせん7回のサヨナラチャンスをモノにできなかったのは痛かった。

 ただ、その裏の攻撃で連続長短打と相手のボークを誘って
1点差まで詰め寄る粘りには第三者的な立場でもゾクゾクしましたね。

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 6年生の選手は、この決勝戦を見てどう思いましたか?
5年生・4年生の選手は後半から見ていてどう思いましたか?

あの場面で「自分が守っていたら…」とか
あの場面で「自分が打席に立っていたら…」なんて考えてみたかな?

 清遠コーチに「試合経過を覚えておけ」と言われていた6年生は、
いろんなケースで自分に置き換えることができるはずです。

 たとえば、1回表の青葉スターズの攻撃、
一番打者がファースト内野安打+盗塁で無死走者二塁となったときの二番打者や
(実際には強引に右方向に叩きつけたセカンドゴロ→この進塁打が犠牲フライに結びつく)、
7回一死走者二三塁の打者だったら…を考えて欲しい
(実際には次打者と連続でバットの先っぽでこすった内野フライ)。

 もう少し、突っ込んだ話をしよう。
君たちはロングティーの練習で「芯でとらえる工夫」をしていますか?
こうした小さな工夫が“チームバッティング”や
“大事なところでの打ち損じ防止”につながる技術になるんだよ。
もちろん、相手投手は「そうはさせまい」と投げ込んでくるわけだから
なかなか難しいところなんだけどね。

 でも、5年生には感想を聞いても無駄だな。
特別延長という中身の濃い場面でも試合を見ずに遊んでいたもんね。

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